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​六州帝国はどこにある?

​ 六州帝国のある世界は、地球から12光年離れたくじら座τ星にある。くじら座τ星は実在する星で、「第二の地球」の有力候補である惑星が回っている。この国家は、くじら座τ星の惑星系に地球の人間と同じような文明があり、同じような歴史を歩んできた星があると想定して創った架空世界である。

​ なお、この星からは太陽を回る地球の存在を確認しており、電波を使った観測(地球におけるオズマ計画のような観測)によって文明が存在することを確認している。このサイトは六州帝国のことを知ってもらうために、地球人に向けて作成されたものだと思っていただきたい。

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​六州帝国ではくじら座τ星および自らの星をどう呼称しているか

​ さて、この星は地球からはくじら座τ星の惑星系と呼ばれているわけだが、当然この星の住人達はくじら座τ星および自らの星に固有名詞を持っている。しかし、その呼称を地球の日本語に訳した場合、くじら座τ星は「太陽」、自らの惑星は「地球」となってしまう。このままだと非常にややこしくなるため、ここでは地球における「くじら座τ星」という呼称を用いる。

​惑星の概要

 大きさは太陽系の地球の2.1倍である。そのため、六州帝国の面積は日本の1.5倍ほどだが、惑星の表面積に占める割合は日本よりも小さい。

 大気の成分は太陽系の地球とよく似ており、窒素が77%、酸素が22%、その他(アルゴン・二酸化炭素等)が1%である。内部構造も地球とよく似ており、中心部から内核、外核、下部マントル、上部マントル、地殻で構成されている。核が地球よりもやや大きい。

 衛星は4個。最大の衛星が「月」(もちろん地球の月とは異なる)であり、直径は惑星の1/4である。他の3個は長径が1㎞にも満たない。小惑星から飛来したものであり、あまりの小ささに10年前まで誰も発見することがなかった。

​架空国家と作者の関係

 いくら架空の世界とは言え、私は万物を生み出す神ではないということを大前提としている。私はあくまでも六州帝国の公務員であり、広報者である。なので、架空の世界であっても、独裁者にはならないよう心掛けてる。

 この星は太陽系の地球とは全く縁のない星であり、六州2480年(西暦1980年)に発見されるまでは存在すら知らない星であったが、偶然同じような歴史をたどり、同じような現状を抱いているという設定である。六州帝国も日本とかなり似ている部分があるが、二国間はまったく関係がないのでご留意いただきたい。

​ また、歴史の項に羅列されていることもすべて事実を述べているだけであり、私の歴史観や持論とは一切関係ないことをご了承いただきたい。

​天皇制について

 六州帝国では、立憲君主制として天皇制がとられている。もちろん日本の天皇とは関係がない、独自の血筋である。

 太古の昔から、原則天皇は崩御によって代替わりをする。上皇は歴史上、島流しに処された萬仁上皇と、高齢を理由に生前譲位した邦仁上皇の2人しか存在していない。

 また、日本の天皇とは異なり、「名前+天皇」で呼称される。また、「今上天皇」という呼称はない。近代以前は「〇武(ム)天皇」「〇仁(ニン)天皇」という名が多かった。近代以降は「〇仁(ヒト)天皇」という名である。

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