
1万分1地形図「御國橋」

1万分1地形図「御國橋」
製作期間 平成31年4月~令和元年7月
御國橋とは、御国橋川に架かる国道1号の橋のこと。橋のたもとには御國橋道路原標があり、国道1号・2号・4号・6号・19号・150号の起点となっている。
本図には鷹津駅をはじめ官庁街、高層ビル群、漁師町、工場地帯と、様々な施設や町が掲載されている。町の描き分けに注目していただきたい。

地図の全体像
左上にある堀に囲まれた場所は、天皇のお住まいである御所。御所の前には高層ビルが並ぶ。
左下の駅は鷹津駅。駅前には300m級の高層ビルが建つ。ここより海側は江戸時代から栄えていた漁師町であり、今でも住宅が密集している。
左上の巨大な駅は亦復(ヤクブ)駅である。ここは北の玄関口であり、高度経済成長期には奥里地方から上京した集団就職者で溢れかえっていた。ターミナル駅である鷹津駅から近いところに巨大な駅がある理由だ。
※この後行政区を見直したので、今の設定ではないはずの区が交っています。
鷹津製鋼昭和製鉄所
地図の中央やや右よりの昭和島にある鉄鋼の工場。昭和島の1/3ほどを占める巨大な敷地に、大小さまざまな建物や輸送管、ベルトコンベア、貨物線の側線が所狭しと描かれている。輸送管がどこへ繋がっているのか、目で追ってみると面白いかもしれない。


二ツ橋駅前
この辺りは新聞社やテレビ局が多い。千万朝報社(左下)や読買新聞社(欄外)、国営放送局(左)、テレビ夕日(欄外)など、多数ある。また、気象庁もあり、有名な施設がひしめく。

上町
このあたりは高級ショップや百貨店が並ぶ。バブル期は上町のクラブをはしごする人が続出していたという。一方、道一本入ればディープな呑み屋街もある。上町六丁目の上町グランドブース(俗に「上六のグラブ」と呼ばれている)は、国民ならだれもが知る有名な超高級百貨店。ここで婚約指輪を買うことがステータスだった時代もあったものだ。
一方、道一本入ればディープな呑み屋街もある。そんなギャップが楽しい街。
御国橋界隈
中央に架かる橋が御國橋。周辺には商業施設が並ぶ。このあたりの密集した建物、並ぶ古い地名は私の中ではなかなか良い出来だと思っている。住むならここがいい。
